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公開日 2014年7月19日
キャスト 監督・出演関口祐加
出演関口宏子
配給 シグロ
製作国 日本(2014)
上映時間 51分

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映画『毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編』のあらすじ&みどころ

ストーリー・あらすじを紹介

抱腹絶倒の介護から4年。母・ひろこさんはデイ・サービスに通えるようになり、あれほど嫌がっていた洗髪をし、娘の関口監督と一緒に外出もする。しかし、調子が悪い日は感情の起伏が激しく、突然怒りがこみ上げたり、相変わらず一日中ベッドの上ということも。そんな母との生活の中で“パーソン・センタード・ケア(P.C.C.=認知症の本人を尊重するケア)”という言葉に出会った関口監督は、認知症介護最先端のイギリスへ飛ぶ。認知症の人を中心に考え、その人柄、人生、心理状態を探り、一人ひとりに適切なケアを導き出す“P.C.C.”が教えてくれる認知症ケアにとって本当に大切なこととは……。

みどころを解説

認知症の母との日々の暮らしを赤裸々に描いた『毎日がアルツハイマー』。この作品で認知症の“辛く、悲惨な”イメージを大きく変えた関口祐加監督が、続編として認知症のケアについて描く。“パーソン・センタード・ケア(P.C.C.=認知症の本人を尊重するケア)”こそが唯一無二の介護の仕方であると確信し、“P.C.C.”発祥の地イギリスへ飛んだ監督。病名は同じでも必要なケアは一人ひとり全く異なる認知症。認知症の人、一人ひとりが抱えている個別の問題に向き合うために、介護する側からではなく、される側の立場に立ち、心理学的、社会学的アプローチを行う“P.C.C.”の考え方は、認知症介護の現場だけでなく、ケアが必要とされるあらゆる場面に有効な、多くの気づきを与えてくれるだろう。(作品資料より)